その時は監視員とか、交通量調査とか、そんなもんだと思っていた。だが、実際に面接を受けに行って説明を受けたのはエッチ系のもの...。男性の待つホテルに出向き、男性が自分でしているところを見る、というものだった..
もちろんその場で拒否反応を示し、部屋を出ようとした時、後ろから声をかけられる。
「時給、4000円じゃ、だめかな」
(え?まぢ!!)
4000円、という言葉に一瞬考える。
その時、私がバイトしていたカフェの時給は900円。
しかも、思うようシフトが入れず稼ぎは見込めない。
「ね、一回だけで、いいから」
(い、一回、だけなら....)
振り返って話を聞く事にした。
「絶対、触られたり脱いだり、しなくていいんですよね!?」
一通り話を聞いた後、最後に念を押す。
松田さんという店長は大きく頷いた。
その日は特に予定も無かったのでそのまま体験入店で働く事になった。
「はい。これ」
入店祝いとして、先に2万円を手渡される。
「え...でも、まだ働いてないし..」と押し返すも、
「いいから、いいから」と店長は受け取らなかった。
そうなると、少しトクした気持ちになる。(気持ち悪かったら、帰ったらいいし...)
そう考えて、受付横の控え室でスマホをいじって待機する。
出番は早速やってきた。
「ミサちゃん、早速だけど...」
「このお客さん、いいかな?」
店長が小さなモニターを指差す。
そこには、受付室で待つ男性がいた。
スーツ姿の20代と思われる男性。
(思ったより、普通そう...)
自慰するところを見てもらうなんて
気持ち悪い人だけかと思っていたら案外普通そうだった。
「はい........いいです。」
じっと見つめて、知り合いに似ていないか確認した後で答えた。
5分程して店長紙を手渡して言った。
「じゃあ...この地図見ていってくれるかな。301号室だよ。」
「部屋についたら電話してね。それから、何か困った事があったらすぐね。」
松田さんは、電話をかける仕草をして言った。
受付のある雑居ビルを出て目的のホテルへ向かう。
(エスペランサ...あった。)
そのホテルはすぐに見つかった。
少し古い感じだが、エントランスは綺麗だった。
(ラブホなんて、久しぶり...)
彼氏とだって、随分と利用していない。
少しドキドキしながら受付へ。
「301号室に、行きたいんです....」
受付のおばさんは一瞥すると、そのまま受話器をとった。少しして、「いいよ。そこ、エレベーターあるから。」と言われた。会釈してエレベーターに向かう。
(ああ...緊張する...)
心臓がドキドキした。
コースは1時間。終われば、8000円貰える...
店長は私の容姿を褒め称えていた。
「君だから、この時給なんだよ。」悪い気はしない。
(頑張ろ...)
ドアの前に立ち、コンコンとドアをノックする。
そして、横にチャイムがある事に気づき1度押す。
ガチャ...
しばらくしてドアが開いた。
「こんにちは。」
さっきモニターで見た男性だった。
思った通り、普通で安心する。
「こんにちは。ナツです。」
部屋に入る。
(やば....どうしよ)
彼氏以外と部屋に二人きり、なんて状況に緊張する。
(どうしよ...どうしよ...)
緊張してパニクっていたが、相手の男性慣れたものだった。
「初めて、なんだって?まあ、緊張しなくていいから。」
「そこに、座って。」
優しく話かけてくれた。
ベッドの傍らにある椅子に座る。
「ナツちゃん...かわいいね。すっごく...」
座った私を舐め回すように眺める。
「いえいえ...今日、体験入店なんです...」
「だから..今日だけかも、しれないし。」
男性は言った。
「えー。ナツちゃん、かわいいからトップになれるよ!絶対。」
力強く言う。
おかしな事だが、正直、悪い気はしない。
「うんうん。。」
男性はにこやかに笑った。
そして、手早くズボンとシャツを脱ぐ。
「やっ....」
一瞬の事に驚く。
その姿を見ていいのか、どうか..迷う。
「あー。かわいい。いいから、見て、僕の事...」
男性(受付名は田中さん)はインナーシャツも脱いだ。
思ったよりいい身体。
言われた通りに見つめる。
「うん.....そう...見て...」
男性は顔を紅潮させると、ベッドに座った。
そして、壁に背中をつけ、こちらを向く。
「いいかい?」と聞かれ「はい....」と答える。
(いよいよ男性の自慰を見るのか...)
緊張となぜか興奮で喉がカラカラだった。
男性は、トランクスの上から股間をなぞり始めた。
「ああ.....見て..」
1人、喘ぎ声を出す。
少しずつ、なぞったところが大きくなった。
「ナツちゃん..どう...なってる...?」
私の目を見て聞いた。
「えっ...?いや...はい...大きく...なってマス..」
突然の問いかけに反応が遅れる。
そして、すごく恥ずかしかった。
(なんで、私の方が...恥ずかしいんだろ..)
身体中の血液顔に集まっているような気がした。
暑い。そして喉が乾く。
「すみません...ちょっと...」
私がバッグからペットボトルのお茶を取り出した。
そして、男性を見ながら飲んだ。
「ああ....お茶飲むのも、かわいいね...」
男性は言った。
普段なら、気持ち悪い!って思うところだが、不思議とそうはならなかった。
ただただ、恥ずかしい、と感じた。
「やっ.....やぁ....」
男性はトランクスの前を開けていた。
そこから見えたのはいきり立ったペニスの一部。
「いやぁ....」
顔を背けると、男性は笑った。
「ナツちゃん...見て...いやぁ..なんて初々しいんだ....」
男性は喜んでいた。
「見てね...」
そう言われて男性の方を向くと、トランクスの隙間からは隆々と勃起したペニスが見えた。
「やぁ...........」
まじまじと見る。
「大きい.....」
思わず口から出た言葉に、恥ずかしくなる。
確かに、この男性のペニスは大きかった。
20センチくらい..今まで付き合った彼氏よりもずっと大きい。
ごくんっ....
生唾を飲んだ。
(やだ...やっぱり、少し興奮してる..)
出会ったばかり男性のペニスを見て興奮している自分自身が恥ずかしかった。
男性は、その先端を掴んでゆっくり下に引き下げた。
今まで皮に隠れてた中身が徐々に見えてきた。
(おちんちんてこんな風になってたんだ...)
自慰が始まった。
にゅっ.....にゅっ...
男性がゆっくり上下に動かすたびに先の部分が皮の中に出入りしてる。
(なんかいやらしい...)
指先の動きとともに、男性は短く呻いた。
「ん.....ん......」
そして、にやけた顔で私をいやらしく見る。
「どう....?...どんな...感じ...?」
「初めて...?...こんなの見るの?」
矢継ぎ早に質問した。
「え...はい..」
「なんかー....変な感じです。でも...」
「思ったヨリ、ヤじゃないです。」
男性は喜んだ。
「良かった。初めても客が僕だから、嫌になったらどうしようかと思った。」
そして、ペニスをトランクスにしまうと、そのままそれを脱いだ。
「やあ.....」
やはり、下着を履いているのと素っ裸なのとでは刺激が違った。
モサモサとした陰毛、そして股間の全容....
何回か彼氏のを見てはいるが、やはり、恥ずかしかった。
(ちょっと...違うな...)
形が..興味深かった。
「ああっ...すごく...興奮するよ...」
男性は右手でペニスを握った。
「動かすからね...」
そう言うと、ゆっくり、ゆっくり上下擦り始める。
しゅっ...しゅっ.....にゅっ...にゅっ..
少し緩んでいたペニス勢いを取り戻した。
「ぁ....ぁぁ....ナツちゃんに、見られてる..」
「いつもより..気持ちいいよ..」
男性は足を踏ん張って、少し腰を浮かせた。
そして、素早くしごき続ける。
「あああっ....いいよっ....いい..」
「ねっ...ちょっと..ぁぁ..お願いしても、いいかな」
男性がヨガりながら、苦しそうに言う。
「ここ、に座って、近くで..見てくれないかなぁ」
本当にそうして欲しそうな顔をする。
「えー...まあ...いいです。」
少し考えたが、悪い人ではなさそうだ。
立ち上がって男性の近くに座る。
「ああ...やっぱり、近くで見るともっと、いいよ..」
男性の息遣いが聞こえた。
そして、彼は足をベッドから投げ出し、仰向けの姿勢をとった。
「もう...いきそうなんだ...」
「近く....見てもらっても..いいかな。」
私を見て懇願する。
(ああ...なんか、変な感じ..)
少し、この男性が可愛らしく思えた。
私の前で子供のように懇願し、全てをさらけ出す。
思っていたより、それは快感だった。
(私って...実はSなのカモ...)
そう思って、少し楽しくなった。
「田中さん...ちょっと、サービス」
少し遊んであげたくなった。
シャツの胸元を開け、谷間を作って彼に見せる。
「ああっ....ナツちゃん....あああ...」
「んんんっ.......」
「あああっ...ああっ...ああっ....」
「んんっ!!」
どくっ...どくっ.....どくっ.....どく...
びゅ....びゅ.....びゅっ.....びゅ...
男性はそのまま射精した。
お腹のあたりに次々と精子が飛び散っていった。
(す、すごい...)
初めて男性の射精の瞬間を見てしまった...それも明るい部屋でまともに...
彼氏に悪いと思った反面、すごく興奮してる私がいた...
その後、いろんな人の射精を見たくなってバイトを続けた。
彼氏に内緒なのは言うまでもない...
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