2013-05-05 (Sun)
大学のとき何日も風邪でで寝込んでた。
金がないので薬も買えず病院に行けず、ただ悪化するばかり。40度近い熱と嘔吐でぐったりしているところに女友達が二人来た。 一人は中学以来の友達(A子)で、もう一人(B子)は俺とA子が通ってた高校の同級生。 俺は一浪の末、東京へ出て大学に通っていて、そこには先にB子も通っていた。A子も東京の別の大学へ来ていたので、それで3人で頻繁に連絡を取るようになってた。 当時はまだショートメールしか携帯で打てなかったが、だんだんヤバくなるメール内容を気にして見舞いに来てくれた。 友達とはいえ、俺はもう一週間近く寝込んでいて髪はベタベタだわ身体は臭いわでとても見せられるような状態じゃなかったが、差し入れはありがたいので「病人はそんなの気にしない」の言葉に甘えた。 しばらく話をしてるうちに、早く治って風呂入りたいという話をしたら、B子が、気を利かせて「水のいらないシャンプー」とかいうものを持ってきてくれていた。 普通の洗髪にくらべればイマイチだが、それでもすっきりしたので心から感謝した。二人は気をよくして、顔を拭いてくれたり、ヒゲを剃ってくれたりして半ばおもちゃのような感じで色々と尽くしてくれて天国だった。 そのうち、A子が「どうせなら身体も拭いてあげるよ」と言い出した。 俺はそれはさすがに抵抗があり、いいよいいよと言ったが病気で体力の落ちていた状態で前あきのジャージはあっというまに脱がされ、トランクスいっちょうにされてしまった。 二人はさも愉快そうに、タオルで腕や背中をゴシゴシ拭いてくれた。ボーっとする頭の中で、子供のころ砂浜で埋められた時のことを思い出していた。 数分後、俺が「もういいよ、ありがと」と言うと、A子が「どうせなら全部拭いたげる」と、俺のトランクスに手をかけた。 俺は童貞で、女にチンコを見られるなんてとんでもないと思っていて、必死で抵抗したが、テンションのあがった女二人も手ごわい。 力あまってB子のお腹を蹴ってしまった。B子はうずくまり、痛い、と言って少し泣いた。俺はこんなにしてもらったのに泣かしてしまったことに良心が痛み、ごめんごめんと連発した。 B子はしばらく沈黙した後、「じゃあ文句いわないで脱いで!」と不機嫌な感じで言い放った。俺は熱で朦朧としていたのもあり、もうどうでもいいやと思って黙って大の字に寝っころがった。 俺のトランクスに手がかけられた。 だんだん、熱を持った下半身が涼しくなって行く。息を呑むような小さい声が、足の方から聞こえてきた。 「もっとグロいのかと思ってたけど、結構かわいいよね。クレヨンしんちゃんが象さんっていったの、納得」 B子は経験がないのだろうか?人にパンツを脱ぐように言ったヤツとは思えない。 「普通はもっと大きいしグロいんだよ。これ剥くと、中身が出てくるの。それが本物」 「えー、剥けるの?剥いたらどうなる?」 さすがにそれはできないので、「見たいならお前らで剥いてくれ。今は垢がたまってるから後悔するぞ」と言ったら、しぶしぶあきらめていた。 結局、俺はパンツを脱がされただけで拭いてはもらえなかった。 当時は無性にくやしかったが、今では思い出してオカズにしたりしている。 |
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