2013-05-05 (Sun)
あれは私が19歳の大学一年生の頃だったと思います。
当時、土曜の夜といったら合コンがお決まりのように行われていました。 毎週のことであると、その相手を探すのだけでも大変で、最初は同じ大学、次に他の大学や短大で、高校時代の、バイト先の、彼女の友達の・・・と、何とか切らさないようにと苦労したものです。 それでも、結局ネタも尽きて、最終的には同じメンバーで飲むことが多くなり、特にエッチ目的としなければ、それはそれで楽しかったりもしました。 サークルというわけではありませんが、私達男と仲の良くなった短大生の4対4で、海に行ったり、ドライブしたりと度々遊ぶ機会がありました。 相手の短大生も皆それぞれ可愛くて、愛嬌のある子達で、個々の相性よりもグループとしての相性が良かったように感じていました。 本心は、その中の1人、1年生の古都美(ことみ)ちゃんが大のお気に入りでしたが、小心な私は、告白することもなく、2人きりで会う機会を作ることも出来ずにいました。 奇麗事を言えば、「和を乱すのを嫌う」と言えますが、今思えば、ただ勇気が無かっただけのことでしょう。 古都美ちゃんは、性格は明るいけど、少し控えめで品行方正。 長いストレートの髪は女性的で、どちらかというと美人系。 今で言えば、アコム入社前(?)の小野真由美といったところでしょう。 冗談は通じますが大はしゃぎはせずに、どんなときでもニッコリと微笑んでいるタイプです。 初夏のある日のことです。 いつもでしたら、どこへ出かけても必ず最後は居酒屋で乾杯をして、他愛もないトークで盛り上がり、それぞれ楽しんで帰っていましたが、 その日は違いました。 その夜は、皆でJリーグ観戦でスタジアムへ行き、大いに盛り上がりました。 そしてその帰り掛けにいつものパターンで、居酒屋へ行こうとしていたときでした。 店の入り口まで来て、男の友人2人が用事があると言い残し、あっさり帰宅してしまったのです。 しかし私は、その時点で、女性4人と男性2人という、類稀な男女比率に思わず喜んでいました。 さらに、「1人呼んでいい?」と、 女の子達の中では姉御肌の貴枝(仮称)がおもむろに言いました。 その頃まだ珍しかったケータイを取り出して、誰かを呼び出しています。 私は変な期待をしていました。 恐らく、もう1人残された友人もそうだったでしょう。 しかし、話し振りから一気に落胆したのは、その直後のことでした。 貴枝が呼び出したのは男でした。バイト先の知り合いとのことです。 それでも3対4。元々ツーショット狙いをしていた訳でもないし、男2人で盛り上がらなくても仕方がないので、その場は否定もせずに、さっさと店内へと入りました。 座敷に上がり、サッカーの試合の話題など、会話すること1時間。 貴枝に呼び出されたその男はやってきました。 大体の人格は、初対面でも分かるものです。 その日彼が狙っていたのは、和気藹々ではなく、あわよくばエッチそのものだと感じました。 実際話をしての印象は、第一印象ほど嫌な奴でもなかったのですが、独り目をギラつかせており、変にテンションは高く、やや浮いた感は否めません。 それはもう強引にでも下ネタへ持って行こうと必死で、かなり熱く、ギラ男(その男の仮称)を止めることは不可能でした。 しかし、あまりの能天気さに感化されたのか、次第に場の雰囲気は、ギラ男の思うままへそっち方面へと流れ、女の子達の表情も満更でもなく、いつもはあまりすることのない、エッチ系の会話をする雰囲気になっていきました。 「チューの時、目を閉じる?」という話題になったときも、貴枝は、勢いよく、 「閉じるに決まってんじゃーん」とノリノリで、 どこでエッチするかという話題になっても、貴枝は、 「ラブホ、オンリー。」と、独り陽気に答えていました。 ところが、ギラ男は大人しくしていた古都美ちゃんを見つけると、鋭くそちらを向いて、 「彼女は?どうなの?」と、突っ込んできました。 普段は絶対にエッチする場所なんて語るタイプではないだけに、その場の空気は一瞬、張り詰めました。 それを察してか、ギラ男のバイト仲間でもある貴枝が、 「やめてよー、この子はそんなことしないのっ。」と、フォローします。 この時、私の心の中は、聞きたいような聞くのが怖いような複雑な気持ちでいました。 それでも、ギラ男の熱は冷めずに、 「まさか、そんなことないだろ?」と反論。 「ホントはあるでしょ?どこで?」 「家?ホテル?車?」と、かなりしつこく絡みました。 最後のトドメで、 「フェラぐらいはあるだろぉ?」と、とんでもない事を。 いくらなんでも、こいつは馬鹿です。 他の女の子達もそこまでは付いて行けず、すっかり引いています。 古都美ちゃんは、困惑した表情で、私に助けを求めていました。 それに気づいた私は、見兼ねた様に、 「やめろっつーの。」と、ギラ男のしゃべりを遮りました。 時既に遅く、それまでの盛り上がりも一気に消沈し、冷め切っています。 ギラ男は撃沈。 酔いも手伝い、すっかり大人しくなってしまいました。 女の子1人も帰ってしまう始末。 残った女の子と友人が、ギラ男と貴枝が、私と古都美ちゃんとが、完全に三つに分かれてしまい、それぞれ別の会話をし始めました。 古都美ちゃんは、 「なんか私のせいかなぁ?」 と、たとえエッチな質問でも自分が直ぐに答えなかったせいで場が白けたのではないかと心配していたらしく、あまり元気がありませんでした。 私は、 「そんなことないよ。あいつ(ギラ男)が突拍子もないこと聞くのが悪いんだよ。」 と、ギラ男の悪態を強調しつつ、説得するように元気付けさせました。 次第に古都美ちゃんは安心してか、 「そうだよね。フツー言えないよね。貴枝でもないし。あはは・・」 と、明るさを取り戻してくれて、私もホッとしました。 その後、調子に乗って私は、 「でも、古都美ちゃんがエッチする場所知りたかったなー。」 と、掘り返すかのようなことを言ってしまいました。 しかし、古都美ちゃんは笑いながら、 「きゃー、エッチだね。」、 「きっと、彼氏になったら分かるよ。」と何だか意味深げです。 それから10分と経たずに、居酒屋はお開きとなりました。 友人はもう1人の女の子を送ることになり、貴枝もすっかり泥酔したギラ男を介抱するようにタクシーを拾い帰って行きました。 残るは私と古都美ちゃんの2人きりです。 私はこのチャンスを逃してはならぬと、古都美ちゃんを次の店へ行こうと誘いました。 「いいの?私とツーショットでぇ?」 「なんだか嬉しいなぁ。」 これは本心で言っているのか、教えてもらいたいところですが、快い返事にとにかく気分は上々でした。 グループで話す機会は何度もありましたが、2人きりはこれが始めて。 お互いの事はある程度知ってはいましたが、何となく緊張してぎこちなかったです。 選んだ店も、いつもの皆で明るくワイワイ出来る店とは違い、あえてビルの一角にある、店内が薄暗く落ち着いたバーを選びました。 こんなに近くで見る古都美ちゃんは、ずっと色っぽく、華奢な体から、ほんのりと石鹸の香りが漂ってきます。 緊張で何を話したのかは詳しく覚えていませんが、暫く話すうちに、恋愛の話題になっていきました。 現在、古都美ちゃんには彼氏がいなくて、短大入学後は、デートすらしていないことも聞けました。 傍から見ると恋人同士そのものです。 二の腕の辺りに熱を感じ、少しずつ距離が近くなってくるのが分かりました。 古都美ちゃんはカクテル3杯目、普段は酒に弱くて、バーベキューのときでもウーロン茶を飲むほどです。 そこではいつになく、沢山飲んでいたほうでした。 古都美ちゃんは少し頬を赤らめ、目をトロンとさせて言いました。 「こういうお店に来てみたかったの。」 しかし、驚いたのはその次の一言で、 「今ね・・・彼氏になってくれたらいいなって・・・思ってたの。」 と、私は思いもよらない告白に驚きました。 そしてすぐに古都美ちゃんの細い手を握り、 「本心で言ってくれてるの?もしそうだとしたら嬉しいよ。」 「だって、俺も古都美ちゃんが好きだから・・・」 静かな店内に私の心臓音が鳴り響くほどドキドキしていました。 古都美ちゃんは、 「本心だよ。前から好きだったの。」 と言いながら、空いたもう片方の手で私の腕にゆっくり抱き付いてきました。 その時、プニュっと古都美ちゃんの胸の先端が肘に当たる感触がしました。 私は自分の性欲が急速に高まるのが分かりました。 そのままキスしようにも、カウンター越しには店員が立っています。 小心者の私はその場所では躊躇し、すぐさま会計を済ませて店を出ました。 そして、古都美ちゃんの手をを引っ張るように、通路のトイレの前へ連れて行きました。 雑居ビルの上層階にあるその場所も、店内同様に薄暗く、ひと気はありません。 私は古都美ちゃんの体を抱き寄せてキスをしました。 いきなりディープ・キスです。 口ではカンパリ・オレンジの混じった甘い唾液を吸う感じで飲み込み、下は、スカート越しにでも気付かれてしまうほど硬く勃起していました。 若さでしょうか、もう何も分からなくなりました。 気付いたときには、男女兼用のトイレの中で抱き合っていました。 古都美ちゃんもかなり興奮していたらしく、強く私を抱きしめたまま放そうとはしませんでした。 しかし私は、抱きしめられた体を少し放し、両手で古都美ちゃんの胸を揉み始めました。 「いやっ、いゃ、あ、あ・・・」 古都美ちゃんは動揺していながらも拒むことはしません。 そのまま服を捲り、ブラジャーからこぼれんばかりのツンと張りのある胸が目の前に飛び出しました。 想像以上に豊かで着痩せする体だと思いました。 白い肌に薄いブルーのブラジャーは眩しく、さらに私のペニスを硬くしました。 私は更にその中身が見たくなり、ブラジャーを上げようと胸に手を掛けたその時です。 古都美ちゃんの口から、申し訳なさそうな声で聞こえてきました。 「ごめんね・・・今日、生理だから・・・。」 かなり動揺しました。 ここがどこであろうと、今すぐにセックスしようとしていたからです。 古都美ちゃんはそう言うと、とても恥ずかしそうに私の手を取り、自らブラジャーの中にあるの胸へ手を導きました。 手のひらには、大きなマシュマロの上にポツっと小さなフルーツ・グミが乗っている感覚がしました。 「今日はゴメンね。後でいっぱいしていいよ。」 「約束だよ。私の彼氏さん。」 古都美ちゃんの愛らしい言葉を聞き、再び熱いキスをしました。 私は空いている手で履いていたジーパンを下まで降ろし、先走りで真ん中が少し濡れたトランクスからペニスを突き出しました。 古都美ちゃんは、 「きゃっ・・・すごい。」 と、驚きながらも私のペニスを凝視しています。 そして、 「出るまでがんばるね。」 と言うと、硬直したペニスに握り、ゆっくりと上下に動かし始めました。 私は、ブラジャーの中でDカップはあろうかと思われる乳房を夢中で揉みまくり、今度は乳首を見ようと一気に露にさせました。 ツンと上を向いたピンクの乳首は勃起しています。 私は左右交互にその乳首を食べるような感じで舐めました。 古都美ちゃんはその度に、 「あっ、あんっ、スゴいっ、はあぁん」 とあえぎ声を漏らします。 誰か来るかもしれないという疑念は、まるで頭にありませんでした。 感じる毎に古都美ちゃんの手の動きは激しさを増してきます。 「あっ、ここ、スゴく、あぁん、なってきちゃったねぇ。・・・あっあっ・・・」 「もっと、はあんっ、がんばるから、あっんん・・・一杯だしてねぇっ、ふぁあっ」 はだけた胸を揺らし、汗を掻きながら、一生懸命ペニスをしごく古都美ちゃん。 あまりの性感に私は立っていることが精一杯になり、それを隠すかのように、Dカップに掴まり乳首をイジメました。 それでも古都美ちゃんの手つきは優しく卑猥で、とうとう限界に近づき、 私は、 「い、イキそう。」 と声を漏らしました。 古都美ちゃんは左手で私のペニスの先端を包み込み、放出された私の精液をすべて受け止めてくれました。 大量の精液が古都美ちゃんの細い左手からこぼれています。 古都美ちゃんがしごき続けていた右手を止めようとすると、 私は、 「もう、少し続けて。」 と仕上げをおねだりをしました。 ゆっくりと動かす手から、ビクっビクっと残りの精液を出し切り、古都美ちゃんの右手も精液で一杯にしました。 互いに顔は真っ赤になり、狭いトイレの中は、精液の匂いと古都美ちゃんの石鹸と汗の香りが混ざり合い充満しています。 古都美ちゃんは照れ隠しか、私に、 「おっぱい柔らかくなったかなぁ?」 と、冗談交じりに言いました。 私は意地悪に、 「入れてほしかった?」 と聞くと、古都美ちゃんは、何も言わずコクリと頷きました。 満たされながらも、少し物足りない感じを残しつつ、トイレの水道で手を洗い、2人汗ばんだ体を抱き寄せながら帰りました。 そして、その火照りは1週間続きました。 次に来る、2人だけの土曜の夜が待ち遠しかったです。 その後に分かったことは、古都美ちゃんがエッチする場所。 それは、「私と私のベッドの間」だということでした。 終 以上でございます。 全くの私事で恐縮です。 他愛もないエピソードですが、 無事に放出された方がいらっしゃれば幸いです。 |
||
Trackback
| Top Page |