2014-11-01 (Sat)
「いらっしゃいませ~」
「ありがとうございました~」 大学を卒業して早2年。 俺は就職できずに、コンビニのアルバイトをしていた。 変わらない毎日が続いていたある日のことだった。 「あれ?もしかして信夫(のぶお)君?」 「えっ……ひ、瞳(ひとみ)か?」 「そうそう、久しぶり~。信夫君、ここで働いてたんだ。」 「お、おう……」 「そっか~、すごい偶然だね。私もこの近くで働いているんだ。電話番号変わってない?今度久々にゆっくり話そうよ。」 瞳は俺の現状を確認すると手を振って出て行った。まさか、瞳……元カノとこんな場所で再会するとは…… 俺は大学2年の頃に瞳と付き合っていた。 お互い初めての恋人ですべてが新しかった。 付き合って3ヶ月目で、ようやく瞳とHするチャンスがきた。 場所は俺のアパートで、我慢できなくなった俺が瞳に襲いかかったのだ。 と言っても悲しい童貞の宿命。すぐに何をすればいいのかわからなくなり、お互いギクシャクしながらSEXをしようとした。 結果は挿入できなかった。瞳が痛がったからだ。 最初からうまくはいかない。頭で納得しようと自分に言い聞かせた。 それからも何度もチャレンジをしたが、毎回瞳が痛がって挿入できずに終わった。 「い、痛いよ信夫君!」 これで5回目だ。 毎回瞳の言う言葉は一緒であり、俺は硬くなったペニスを遠ざける。 「ご、ごめんね……。で、でも私はHができなくても信夫君のこと大好きだよ。信夫君もそうでしょ?」 瞳は申し訳なさそうに俺に言ってきた。もちろん俺だってそうだ。しかし…… 「……いいじゃないか……」 「えっ?」 「我慢すればいいじゃないか!一回入れば、きっと気持ちよくなるよ!瞳が我慢すればいいじゃないか!毎回お預けを食らう俺の気持ちにもなれよ!」 感情が先に出てしまった。友人たちは次々と童貞を卒業していたのに、俺は彼女がいるのに童貞。 友人たちには言っていないが、こんなことがバレたらからかわれるに決まっている。 俺はみんなの前では見栄を張って、小さなプライドを守っていた。 だから、こんなことを言ってしまったのだろう。 瞳の方を見ると、とても悲しそうな、そして軽蔑した表情をしていた。 それから別れるのに時間はかからなかった。 約4年振りに再会した。 大学はお互い別で、連絡も取っていなかったのであれから瞳がどうなったか知らなかった。 しかし、今日見た瞳の姿はスーツに身を包み、高そうなカバンを持っていた。 学生の頃と比べると見た目も大人っぽく、化粧もきちんとして綺麗になっていた。 そして、その日のうちに瞳からメールが来ていた。 俺は瞳の番号は削除できずにおり、瞳も俺の番号を残しておいてくれたことが単純に嬉しかった。 次の休日に俺は瞳と会った。 昔、あんなひどいことをしたのに、瞳はそんなことお構いなしに話してきた。 意外と女は昔のことは気にしていないのだろうか? 「そっか~、今は現場研修なんだ。」 「そういうこと。あと1年くらいしたら本社に戻って、企画・開発部に戻る予定。それまではじっくり現場を知る必要があるんだってよ。」 俺はただのアルバイトなのに、それを隠そうと嘘をついた。 「やっぱり、信夫君ってすごいね。私も○○商事の経理部にいるけど、大きな会社は大変よね。」 ○○商事と言えば大企業じゃないか。 まさか瞳がそんな会社で働いていたとは…… それからはお互いの話をして、いい感じになってきた。 俺はやらしいことを考えていたのだが、意外にも瞳の方から切り出してきた。 「ねぇ、信夫君。この後時間ある?」 「あ、あるけど……なに?」 「ホテル行かない?」 見るのと聞くのではやはり違うもので、ホテルに入ると緊張してしまう。 それを悟られまいとタバコに火をつけて一服する。 「結構いい所だな。」 「そうかな~、もっといい所はたくさんあるよ。信夫君も何か飲む?」 慣れた感じで瞳は飲み物を取り出していた。 「お、俺はいいよ。それより、先にシャワー浴びてくれば?」 「え~、いきなりシャワーはいいよ。少しゆっくりさせてよ。」 「そ、そうだな……」 タバコを吸い終わると、瞳は俺にキスをしてきた。 積極的に舌を絡ませて、俺の体を触ってくる。3年前の瞳にはない行動だった。 「私が脱がしてあげるね。」 そして、そのまま俺の服を脱がしてくる。 俺はどうすればいいのかわからず、そのまま全部脱がされてしまった。 「クスッ、やっぱりね。」 「何が?」 「信夫君って包茎だったんだねwww」 ドキッとした。 3年前の彼女は恥ずかしがって極力俺の裸を見ようとしなかったが、今日は俺の方をハッキリと見ている。 主に下半身を…… 俺は恥ずかしくなって手で隠そうとするが、その手を払われてしまう。 「ふ~ん……包茎って本当に子供のまんまだね。先っちょが尖ってて、思っていたよりも可愛いかもwww」 そう言いながら、珍しそうに様々な角度から舐め回すように見てくる。 俺の方は恥ずかしくてしょうがない。 「包茎の話を聞いた時、ピーンと信夫君のちんちんが思い浮かんだんだよね。あの頃はよく見れなかったけど、確か皮被ってたなってwww。汚い印象があったけど、ズル剥けより愛嬌があるねwww」 瞳はそのまま俺を押し倒し、ベッドに倒れ込んだ。 俺は起き上がろうと体に力を入れた瞬間…… 「信夫君って童貞でしょwww」 ビックリして力が抜けてしまった。 そして、瞳は俺の様子を見て確信したようだった。 「やっぱりね~。その様子じゃ、私と別れてから誰とも付き合ってないでしょ?」 「…………」 「アハハッ、だんまりだ。信夫君って昔から自分に不利な質問されたら、答えなかったり、答えをあやふやにしたりするよねwww」 瞳は思い出すように話してくる。 「私さ~、信夫君と別れてから4人と付き合ったんだ。次の彼であっさり処女喪失www。信夫君の時は痛くて何度やっても挿入できなかったのにおかしいよね?どうしてかわかる?」 「わ、わかんない……」 「テクニックの差だよwww。今思えば信夫君ってただ自分が入れたいだけで、前戯も全然してくれてなかったよね。それじゃあ、私だって愛液が出てないで痛いわけだよwww。その彼ったら、すごい愛撫してくれて、私も信じられないくらい濡れちゃったの。少しは痛かったけど、スルリと入ってくるのよね。で、その日に3回もやっちゃった。」 俺には想像のつかない話だった。 「その彼のペニスを見た時、信夫君と違ってグロテスクなのよ。最初見たときはビックリしちゃった。だって皮が余ってないのよ?黒光りしてるし、それが入ると思うと怖かった。今じゃそれがいいし、終わってみればそれが病みつきになっちゃうのよね。信夫君との違いを彼に話したら『そいつは包茎だ。よくそんな奴と付き合ってたなwww』だってwww。私、信夫君のせいで笑われちゃったwww。それから結局4人と付き合ったんだけど、みんな皮剥けてて、皮被ってたのは信夫君だけwww」 「そ、それはそいつらが特別であって……」 「昔も『SEXできないのはお前が悪い』ってすぐ人のせいにしてたよね。少しは自分の非を認める度量を持ちなよ。そんなんだからいつまで経っても童貞なんだよねwww」 「う……」 「ハハッ、本当のことだから言い返せないわよね。それと、そのパチモンのシルバーアクセサリー似合ってないよ。煙草も無理して吸ってる感じがするしwww。結局、信夫君って見た目や世間体ばっかり気にして、中身が伴っていないよねwww。仕事だってウソでしょ?アルバイトの癖に本社とか偉そうに言わないでよね。本社の人に失礼だからね。話聞けばすぐに嘘だってわかるんだからwww。信夫君の話っていつも薄っぺらいんだよねwww」 まさかそこまでバレていたとは…… 「ホテル入ってからも挙動不審だし、私が気づいてないとでも思った?今日もどうせ、私相手なら昔のように簡単に騙せるとか思っていたんでしょ?信夫君は昔のままでも私はもう立派な女なんだよ。それを知らないでコソコソ童貞卒業しようとかウケるよねwww」 そう言って、皮を引っ張ってくる。 「ああっ、止めて。の、伸びちゃうよ。」 「やっぱり皮が余ってるのって恥ずかしい?そりゃ恥ずかしいよね。大の大人が子供と一緒のちんちんしてるんだもんwww。それにもう十分伸びてるし、今後見せる機会ないんだからいいじゃないwww」 「そ、そういう問題じゃ……」 「まさか、この包茎ちんちんを今後誰かに見せる予定あるの?私だったら恥ずかしくて女の子に見せられないけどな~www」 俺はこれだけ罵倒されたのに勃起してきてしまった。 「あれれ~、まだ皮引っ張っただけなのに勃起してきちゃったよwww。本当にすごく伸びるね。勃起しても皮が覆いかぶさってるwww」 瞳が伸ばした皮から手を離しても、皮は全く剥けずに亀頭が見えない。 「もしかして、これって真性包茎ってやつwww。超ウケるwww」 「ち、違う!仮性だから!」 「ププッ、ムキになってるのが可愛いwww。そりゃ!」 「うっ!」 皮が一気に剥かれて、思わず声が出てしまう。 「チンカスとかついてると思ったのに、綺麗にしてるじゃんwww。それにしても綺麗なピンク色だねwww。いつも大切に皮で隠してあるし、使ったことない新品じゃ綺麗なのは当然かwww」 ここでずっと感じていた疑問を聞くことにした。 「ひ、瞳は俺への復讐のためにホテルに来たのか?」 「えっ?」 「違うのか?」 先ほどからの言動から、てっきり過去の俺への復讐かと思っていた。 「アハハッ、違う、違う。そもそも私はもう信夫君に未練なんてないし、復讐とかしようなんて小さいこと言わないよ。ただの気まぐれwww」 それは別の意味でショックだった。瞳の中には俺は存在すらしないということなのだ。それに気まぐれで男とホテルに入る感覚が俺にはわからない。 「それより、信夫君ってSっぽいけど、実はMだよねwww」 「はぁ?」 「誤魔化さない!こんなに馬鹿にされてちんちんビンビンじゃんwww。これはドMの証拠だよ。ただの気まぐれだったけど、ちょっと面白くなってきた!言うこと聞いたら童貞卒業させてあげるwww」 「アハハッ、今どんな気分?」 上から瞳が覗きこむ。 「は、恥ずかしいよ……」 「そりゃ、そうだよね。お尻の穴なんか普通人に見せないもんねwww」 俺は両足を持ち上げられ、ちんぐり返しの状態になっていた。 「ウフフ、恥ずかしいとか言ってるくせに、ちんちんはビンビンだね。それに、お尻の穴がヒクヒク動いてるよwww。それにケツ毛もボーボーで臭いかもwww」 瞳は俺のお尻の穴に鼻を近づけて、臭いを嗅いでいた。情けなくて、恥ずかしくて、手で隠そうとする。しかし…… 「あ~、童貞のままでいいのかな?」 「ご、ごめん……」 俺は手で隠すのを止める。 さきほど瞳から『言うことを聞けば童貞を卒業させてあげる』との提案があり、俺はその誘いに乗ったのだった。 それで今、こんな恰好をしているわけだ。 「今度変なことしたら、私帰るから。」 「はい……ひっ!」 「アハハッ、お尻の穴って敏感なんだ。ちょっと触っただけで声出ちゃったねwww」 ちんちん越しに見える瞳の表情はいやらしく、そして嬉しそうだった。 俺と目が合うと意地悪そうに笑って、またお尻の穴を指で刺激してくる。 「はひ~!や、止めて下さい!」 「敬語使ってくるとかやっぱり信夫君はドMだねwww。じゃあ、どうして欲しいか私にお願いして?」 「お、俺の童貞を奪って下さい。」 「本当に言ったwww。元カノにお願いしないと童貞卒業できないとか情けなくないの?」 「情けないです……」 「まぁ、しょうがないよね。こんな包茎ちんちんじゃ他の子に見せられないだろうし。でも、ただ卒業させるのもつまんないから、オナニーして見せてよ。」 「えっ?」 「童貞ってことはオナニーばっかりしているんでしょ?私、男の人が1人でしてるの見たことないから見てみたいんだwww」 俺に選択の余地はなく、浴室に連れてこられた。 洗面所で瞳が服を脱いでいく。 4年前に何度か見たことがある瞳の裸。 俺は久々に生の裸を見られると思うとそれだけで興奮した。 ピンクのセクシーな露出度の高い下着。3年前の地味な下着を着ていた瞳ではなかった。 そして、下着を外すかと思ったらそこで手を止めてしまった。 「えっ?」 「裸見たかったんでしょ?さっきからガン見し過ぎwww。さすが女の子に飢えてる童貞君だねwww」 そう言って、俺の手を引いて浴室に入る。 「じゃあ、そこに座って。」 俺は不思議な形のイスに座った。 「スケベイスも初めてだよねwww。ちょっと、じっとしててね。よいしょっと!」 「ああっ!」 俺は瞳に両足の太ももの裏を掴まれ、赤ちゃんがおしっこをするような体勢にさせられた。 「動いたらダメ!私の方に寄りかかっていいからバランスとって。」 瞳の胸が当たる。 下着越しなのになんて柔らかいんだろう。 「そうそう、バランスは大丈夫そうね。……ほら、見て。鏡の中の信夫君、とっても可愛いよ。」 浴室の大きな鏡には、無理やりM字開脚させられている俺の姿があった。 残念なことに俺に隠れて、瞳は顔しか見えない。 「ほらほら、こうするともっと面白いよwww」 瞳が俺を少し後ろに傾けると、鏡の中にはお尻の穴が丸見えな俺がいた。 「み、見な……なんでもない……」 反射的に手で隠そうとしたが、先ほど瞳から受けた注意を思い出した。 「ふ~ん、よく覚えてたね。じゃあこの恰好のままオナニーして見せてよwww」 「そ、そんな……」 鏡の中の瞳は勝ち誇ったような、満面の笑みであった。 「ほらほら、早くいつもみたいにシコりなさいよ。女の子を気持ちよくはさせられないけど、自分が気持ちよくなるのは得意でしょ?童貞君www」 「はい……」 こんな状況なのに……いや、こんな状況だからか俺のちんちんは我慢汁が大量に出ていた。 やはり俺はMなのだろうか。 シゴき出すと我慢汁と皮がグチュグチュと音を鳴らす。 「へ~、そうやって皮ごと上下に動かすんだ。皮が剥けたり被ったりして面白いね。男の人ってみんなこんな風にやってるわけ?」 どうやら包茎特有の皮オナニーは知らないようだ。 「ねぇ、童貞ってことは女の子の裸見たのって私のだけ?」 「……そうだよ。」 「へ~、じゃあいつも私の裸を思い出してオナニーしてたとか?」 「…………」 「ほら、正直に言う!」 「し、してました。」 「どんなこと妄想してたの?あっ、手のスピードを緩めない!」 「うう……いつも瞳のオマンコに……俺のチンポを入れて、バンバンSEXしている……妄想をしていました。」 「アハハッ!そんな妄想してたんだw。一度も挿入できなかったのに妄想の中ではいつもSEXできてたんだww」 「う……うん。」 「本当に面白いねwww。ってか、実はもうイキそうでしょ?」 この異常な興奮状態で俺は既に我慢の限界であった。 「はい……」 「信夫君ってこんな恥ずかしい恰好で、女の子に見られながらイッちゃうんだ。じゃあ、しっかり恥ずかしい所見ててあげるからイッちゃっていいよwww」 「…………」 「うわっ!手のスピードが上がったwww」 「ううう……瞳。」 俺は目を瞑って、先ほどの下着姿の瞳を思い出してイッた。 ぴゅぴゅっぴゅー、ぴゅっぴゅー 見られてて手恥ずかしいのになぜか恥ずかしいほど飛ばしてしまった・・・。 「うわっ、すご!そんなに飛ぶんだ~w」 「あ~あ、最後も私のことオカズにしてイッちゃったんだwww」 そして、バスルームへ・・・ 「ひゃ!」 「ちゃんと洗わないとダメでしょ?」 射精してすぐに瞳は手にシャンプーを付けて、俺のちんちんとお尻を洗い出した。 「ぐぐぐぐ……」 「フフッ、男の人って射精した後は敏感で触られるの辛いよねwww」 それもあったが、瞳の洗い方がエロくてちんちんが縮む暇がない。 「包茎は汚いんだから、ちゃんと嫌いに洗わないといけないんだよwww」 「も、もう大丈夫だから……」 「ダメダメ!信夫君は包茎の汚さをもっと知った方がいいよ!」 その後も瞳に体を洗われてしまう。 「こ、今度は俺が洗うよ。」 「え~、童貞君の癖に女の子の体洗えるの?」 「あ、洗えるったら!」 自信はなかったが、未だに俺には小さなプライドが残っていた。 「へ~、じゃあ洗ってもらおうかしらwww」 瞳は完全に俺ができないと決めつけて、笑いながら了承した。 上下の下着を取ると、綺麗な肉体が現れた。思わず唾を飲みこんでしまった。 「どう?私って成長したかしら?」 4年前の記憶であいまいだが、昔よりもプロポーションがよくなっていると思う。 「う、うん……」 それだけを言うので精一杯であった。 「まぁ、ジムに通ったり、自分磨きをしたりはしてるからね。信夫君みたいに何の努力もしないで、全部周りのせいにする人とは違うんだよwww」 「あっ!」 そう言って俺の少し出たお腹の肉を摘まんできた。 「今の歳でこれじゃあ、今後もっと太るよ。それに全然筋肉ないしwww。少しは努力してみたらwww」 事実なので、何も言い返せなかった。 「大学2年の時は同じ立ち位置だったかもしれないけど、今じゃ全然違うね。片方は有名企業に勤めて、自分磨きも怠らない。片方は周りに言い訳ばかりして、自分磨きもしない。人生ってのは積み重ねなんだよ、わかる?」 「はい……」 「本来なら、私の裸なんて見れる立場じゃないんだからね?信夫君の醜い体なんて誰も見たくないしwww」 それからはかすかに残っていたプライドが削り取られていった。 「ねぇ、さっきから同じところしか洗ってないんですけど?」 「ちゃんと洗ってくれない?童貞じゃ……って信夫君は童貞だったかwww。でも、子供でももっとうまく洗えるわよ。」 「胸揉みすぎだってwww。何か手つきがぎこちなさ過ぎwww」 ようやく2人で浴室から出たときには俺のプライドと体力はなくなっていた。そして、それを瞳に気づかれる。 「あれれ~、まだ何もしてないのに疲れちゃったの?これじゃあSEXなんてできないね。SEXってオナニーと違って相手がいるからすごく体力使うんだよwww」 「で、できると思……」 ドンッと押されただけで、ベッドに倒れ込んでしまう。 「アハハッ、何ができるのよ。本当に体力ないんだねwww」 そして、俺の股間に鼻を近づけてくる。 「うわ~、洗ったのにイカ臭いwww。本当に童貞ちんちんって臭いんだぁ~www」 瞳に臭いを嗅がれていると勃起してきてしまった。 「あれ~、こっちは元気だね~。いつもオナニーは何回くらいしてるの?」 「……2日に1回……」 「本当のこと言いなよ。童貞がその程度で満足するわけないでしょ?」 「毎日してます……」 「ほら、やっぱり。変なウソつかないでよね!」 そう言って、瞳は俺の上に乗って騎乗位の体勢になった。 「ああっ!」 「フフッ、気持ちいい?信夫君は動けないようだから私が好きにやるねwww」 そのまま腰を前後に動かす。 「あ!あ!凄すぎる!」 「アハハハッ、本当にだらしない顔www。童貞卒業した感想は?」 「す、すごく嬉しいです!」 そして、あっさりイッてしまった。 「ハァハァハァ……」 「うわ~、凄い出たね~。さすが毎日オナニーしているだけはあるねwww。ところでさ……」 瞳は俺の方を見てくる。 「今のって挿入されてなかったって気づいた?」 「えっ!?」 ついに童貞が卒業できたとばかり思っていたので、ビックリしてしまった。 「今のは実は素股って言うの。さすがは童貞だね~、素股とオマンコの違いがわからないなんてwww」 そう言われれば入った感触がなかったかもしれない。 でも、あの時はそんなこと考える余裕がなかったし、それ以上に気持ち良すぎた。 「ねぇ、これ見てよ。私は挿入準備ができてるのに、信夫君が全然ダメじゃんwww」 瞳はわざと股に指を付けて、愛液を見せつけてきた。 「えっ、ああっ、ちょっと待って!」 俺は慌てて小さく萎んだちんちんをシゴきだす。 しかし、2回出した疲れと緊張でうまく勃たない…… 「アハハッ、これじゃあ昔と反対だねwww。女の私が準備OKなのに、男の信夫君がダメとか勘弁してよwww。いくら童貞だからってそれはヒド過ぎwww」 俺が何とか勃起させようと奮闘している中、瞳は冷静にティッシュで股を拭いて下着をつけ始めた。 「ちょ、ちょっと待ってくれよ!」 「バ~カ!待つわけないじゃんwww。あんたは一生童貞のまま、1人でオナニーしてるのが似合ってんのよwww」 「そ、そんな……」 「裸見せて、体洗わせて、素股してあげて……」 指を折りながら数え始めた。 「風俗店だったら、それなりの額になるんじゃないの?まぁ、その日の生活も苦しい低所得者の信夫君じゃ風俗店も厳しいか。それにその包茎じゃ笑われちゃうよねwww」 瞳は服を着終わり、カバンを持つ。 「ねぇ~、いつまでその粗末なちんちんシゴいてるのwww。私もう帰るから。」 「あ……」 ようやく現状を理解し、立ち上がる。す ると、瞳が俺の顔ではなく、下半身を見る。 そこにはいつものように縮こまった短小包茎ちんちんがあった。 「本当に情けないちんちんしてるよね。あとさ、もう連絡しないでね。今日、会ったのは本当に気まぐれ。間違っても、変なこと考えないようにwww」 「え……でも……」 言うことを聞けば童貞を卒業させてくれるんじゃなかったのか…… 「童貞君って優しくされると勘違いしちゃうみたいだからはっきり言うね。もう、私と信夫君の関係はなし!赤の他人!」 「…………」 「あ~あ、初めての彼氏がこんな人だったなんて、私の人生の汚点だわwww」 そう言い残して瞳は部屋から出て行った。 まるで、俺と瞳は生きている世界が違うと言われた気がした。 その後、俺は女性恐怖症になり、以前にも増して女っ気のない生活になったのだ。 |
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