2013-04-27 (Sat)
専業主婦の千恵子は今日も2階のベランダで洗濯物に手を伸ばしていた。
いつもと変わらない毎日に不満を感じる訳でも無く、もうすぐ30歳半ばになろうとしている千恵子は洗濯ハンガーに掛けていた夫と息子のシャツを取り込んでいった。 「ふぅぅぅ…」 6月に入り全身に浴びせかかる陽の強さに千恵子は額に少し滲んだ汗を拭った。 小学5年生になる息子の陽一はクラブ活動のサッカーに夢中で、千恵子も息子の成長を喜んでいたが夕刻遅くまで一人きりで家にいる事に少し寂しさを感じていた。 「あら…お向かいの部屋に誰か入ったのね…」 庭先に突き出したベランダとそう離れていないアパートの一室は、その古さから人気が無いのかずいぶんと空室のままであったが 男性ものの下着が乱雑に窓の外に干してあるのを見て千恵子はそこに男性が住み始めたのを知った。 「男の人なんだ…ふぅぅぅん…」 千恵子は繰り返しの毎日にほんの少しの変化がしょうじたのに興味をもった。 以前そこに住んでいた一人暮らしの若い女性とは道端で出会っても挨拶を交わすほどの仲になっていた千恵子は、今度の新しい入居者にそんな関係が作れればと想像していた。 「いってきまーす…」 翌朝、息子の陽一がランドセルとサッカーボールを抱えて玄関を飛び出していった。 またいつもの千恵子の毎日が始まっていくのだった。 しかし、今朝の千恵子はいつもより少し気持ちがのっていた。洗濯機からすすぎ終わった洗濯物を取り出しカゴに入れると軽やかな音を立てて2階への階段を上がっていった。 「さてと…」 ベランダについた千恵子は洗濯物を入れたカゴに手をやったが、その視線は向かいの部屋に近づいていった。 (あら…? 窓が空いてるわ…) ベランダの手摺から身を乗り出して千恵子は部屋の中を覗いた。控えめな性格の千恵子にしてはかなり大胆な行動であった。 部屋の中はかなり乱雑で雑誌や弁当の空き箱がそこかしこに転がっていた。 部屋の中央に敷いてある敷布団の上に若い男が座っていた。男はTVを見ているらしく千恵子が覗いている事に気づいていなかった。 (若い男の人だわ…22~3歳くらいかな…) 千恵子は男に気付かれてしまうのを恐れ洗濯物を竿に干しながらその目を男に向けていた。Tシャツとトランクスといった格好の男はTVに顔を向けたままときおり笑い声を立てていた。 (浪人生かな…) 千恵子は若い男の姿に興味をもち少し興奮気味だった。 しばらくして男はTVを消すとゴロンと布団の上に寝転がった。布団の脇に積んである雑誌に手をやるとページをめくり始めていった。若い女の人が裸胸を晒している表紙が見て千恵子は男が男性誌を読んでいるのを知った。 (ゴクリ…) 千恵子は妙な興奮を覚え思わず唾を飲みこみ男の姿に見入っていた。ページをめくる男の手がときおり股間の辺りに降り擦っている動作を見て千恵子の鼓動は高まっていった。 (な…何を…してるの…) 千恵子は男がしようとしている行動に察しがついていたが、覗いている自分に照れ隠しをするように心の中で呟いていた。やがて雑誌のページを順々にめくっていた手が止まり男はあるページを見つめていた。 (…………) 洗濯竿に広がったシャツの影から千恵子は男の行動を息を飲んで見つめていた。 男は雑誌を枕元に置くと天井にしばらく視線を移し何かを考えているようであった。 (………) 千恵子はなぜかここから去らなければいけないと感じていたが、その目はうつぶせに寝転んだ男のトランクスから離す事が出来なかった。はっきりとは分からなかったが棒状の膨らみがトランクスを押し上げているようであった。 男は突然トランクスを太腿まで降ろした。 「あっ…」 千恵子は思わず小さな声をあげた。露わになった股間部から黒々とした陰毛の繁みから猛々しくそそり立っている男のペニスの様子が目に飛びこんでいた。 千恵子はその衝撃に一旦その目を閉じた。夫以外男を知らない千恵子にはあまりにも強い刺激であった。 (ど…どうしよう…私…) 閉じた瞼の裏に焼きついた男のペニスの様相に動揺している千恵子であった。しかし千恵子は恐る恐るその目を開いていった。 (見ちゃいけないのに…) 再び目を開けた千恵子の目には吃立したペニスを右手で激しく扱いている男の姿が映っていた。 (……。) 男の自慰行為など見た事が無かった千恵子は放心したように見つめていた。 男のペニスは仮性包茎の夫とは違い大きく張り出し露出している亀頭が男の右手から見え隠れしその竿部の長さも夫とは比べ物にならなかった。 (………。) 男は激しく上下に手を動かしながら空いている左手でティッシュの箱を探していた。 千恵子は少し口を開いて男がしている行為を見入っていた。 (あんなに…張り出して…それに大きいわ…) 自分でも気がつかないうちに千恵子の視線は男のペニスに集中していた。 (そんなに激しく…擦るの…) 激しく手を上下に動かす男はやがて白濁液を亀頭の先端から多量に放出させた。 (…!) 幾度にも渡って男が射精するシーンを千恵子は見ていた。 (すごい…あんなに…いっぱい…) 男は左手に持ったティッシュで辺りに飛んだ精液を拭き取ると満足気な表情を浮かべ瞳を閉じていった。 (…………。) 激しい胸の鼓動を感じながら千恵子は男に気づかれないようにベランダを後にした。興奮し顔を真っ赤に紅潮させた千恵子はおぼついた足取りで階段を降りていった。 全身にびっしょりと汗をかいた千恵子は居間に辿り着くとストンと腰を降ろした。頭が真っ白となり放心状態になっている千恵子は股間からうずいてくるむず痒い感触を覚えトイレに向かった。 トイレに入った千恵子はほっと一息つきスカートを捲くり下着を降ろすと便座に座った。 「ふぅぅぅぅ…」 少し落ち着いた千恵子は何気無く膝まで降ろしたパンティに目をやった。 (……… …!) 直接、肌に当たっているクロッチの部分が汚れていた。 黄白色した粘性の液が広範囲に渡って染みをつくっていた。 (私…) 千恵子はこの染みが何であるか知っていたが信じられなかった。そっと恥裂を指で探ってみるとヌルヌルとした粘液の感触が指先に伝わった。 (…濡れて…濡れてる) 知らない間におびただしい愛液が泉から溢れ出していたのだった。 「あっ…」 火照りを帯びた肉裂は確認している指の感触にさえ反応してしまっていた。 (こんなところで…) 「あああっ…はぁぁぁっ…うううっ…」 (私…何をしているの…) 「ああああっ…だめっ…あああああっ…」 千恵子は押さえられない衝動に駆られて便座に跨ったまま肉裂を弄り始めていた。 「あっ…あああああっ…すごい…感じる…あああああっ…」 独身の頃以来のオナニーを千恵子はトイレで始めたのだった。 「あっ…あっ…あああああっ…もう…あああっ…」 「あああああっ…イクっ…あっ…もう…あああああっ…イクっ…あっ…ああああああっ」 「ううううううううんんんんんんっ…」 千恵子はあっという間に昇り詰めていった。 「トイレで…するなんて…初めて…」 千恵子は愛液で濡れぼそった股間をトイレットペーパーで拭った。自分と夫だけが知っている恥ずかしい匂いがトイレに充満していたのだった。 その日からときどき千恵子は男の自慰行為を目にしていた。男が射精するまでの一部始終を見終わってから必ず千恵子はトイレに向かった。 最初は抵抗があったトイレでのオナニーも今の千恵子には生活の一部になろうとしていた。 夫との夜の生活もここ半年無くなっている事も影響し、まだ女盛りの千恵子はここに欲求解消法を見つけたのだった。 千恵子は男がたまに窓際の机に座り勉強をしているのを見かけた。ベランダにいる千恵子と目があった男は軽く会釈をし千恵子はそれに応じていた。 千恵子は男が参考書を開き何かノートに書き込んでいく姿を見ながら洗濯物を干していった。 何となく男の事が気になる千恵子は洗濯物越しに男の姿に目をやると男はペンを止めて上を見上げていた。 男に気付かれない様にその視線の先を追ってみるとその目は明らかにベランダにいる千恵子の足元を見ていた。 (…… ?) 千恵子は不思議に思い自分の下半身を改めて見下ろした。 (…えっ…まさか…) ベランダから下がった位置にいる男からはスカートの中が見えてしまうかもしれなかった。 (そんな事…) しかし男の目が自分の脚に向けられているのを確認した千恵子は狼狽した。 (パンティを…見てるの……見られているの…?) 自分の恥ずかしい下着が男に覗かれているのを千恵子は感じたがなぜかその場を去らなかった。 逆に男の視線に興奮していたのだった。 (恥ずかしい…) 羞恥心を覚えるのだが男に見られていたいという気持ちも沸いてきていたのだった。 翌朝、千恵子はいつものように夫と息子を送り出しベランダに向かおうと階段を昇りかけたが途中で引き返した。 寝室にある洋服タンスの引き出しからスカートを取り出すとその場で履き替えた。朝履いていたジーンズを止め丈の短いスカートを千恵子は選んでいた。 どうしようも無い興奮がこみ上げてきていた。 (こんなの履いたら…) 自分が変貌していく様を感じながら千恵子は階段を上がっていった。 予想通り、男は机に向かっていた。千恵子がベランダに現れたのを知った男は視線をベランダに向けた。千恵子はあえて男に気づいていない振りを保ち物干し竿に洗濯物を吊るしていった。 (見てる…見てるわ…) 横目に男が千恵子の下半身に視線を投げつけているのを感じていた。 千恵子の興奮度は高まっていた。 千恵子は男の前でしゃがんで洗濯カゴから洗濯物を取り出し始めた。まるでそこで小便でもするかのように大きく股を広げて千恵子は腰を降ろしていた。 (こんなことするなんて…) 自分が取っている行動に心の中で驚きながら千恵子はしゃがみ続けていた。男がそっと椅子から降りて千恵子に気づかれないように窓際にしゃがんだのが分かった。 頭半分を窓から見せる男は食い入るように千恵子の股間を見ていた。千恵子は股間の疼きを感じながらその不自然な態勢を取り続けていた。 ドロリとした熱い粘液が肉裂の奥から垂れ流れてくるのが感じ取れた。 (…またパンティに染みができちゃう…ああああっ…恥ずかしい…) 男の右腕が小刻みに動いているのがときおり千恵子の目に映った。 (ああっ…今…しているのね…) 千恵子から隠れて窓の下で男が下着を脱ぎ露出したペニスを擦っている姿を察していた。男の顔が赤く紅潮しているのを横目に見ながら千恵子は自分も慰めたい衝動と戦っていた。 (ああっ…私も…私も…したい…) やがて男の体がビクビクッと何度か痙攣したの千恵子は見て男が射精したのを知った。それでも窓際から離れようとしない男を尻目に千恵子はベランダから去っていった。 階段を駆け下りた千恵子はトイレに飛び込むとパンティを降ろすのももどかしそうに肉裂に指を這わし愛液でドロドロになった膣口に指を滑り込ませていったのだった。 それから千恵子は男が机にいると何かにつけベランダでしゃがみこんだ。男も千恵子の姿を見るとすぐさま窓辺に身を隠し露わになった股間を覗きこんでいた。 千恵子の行動は次第にエスカレートしていった。 (どうしよう…でも…見られたい…) 朝から千恵子は悩んでいた。 「どうしたんだ…どっか具合で悪いのか」 夫もいつもと違う千恵子の様子に玄関口で声を掛けてきた。 「ううん…大丈夫…」 千恵子は笑顔をつくって夫に応えるとカバンを渡し夫を見送った。 洗濯機から洗濯物を取り出しカゴへと移しながらも千恵子は悩んでいた。 「でも…やってみたい…一回だけ…」 千恵子は洗濯カゴを持って階段をゆっくりと昇っていった。男は千恵子が来るのを待っていたようにすでに窓辺に身を横たえていた。 (どうしよう…どうしよう…) 千恵子はまだ迷っていた。 男も何か考えていてなかなかしゃがもうとしない千恵子の姿を不思議そうな顔で見ていた。 (………。) 千恵子はそろそろと腰を屈め始めた。 男はほっとした表情で千恵子の姿を見ながら肉棒に手を添えていた。両足を閉じてしゃがみこんだ千恵子は何か意を決したような表情を浮かべるとゆっくりとその脚を左右に開いていった。 男は千恵子の脚が開いていくのを見ていたが現れた光景に目を見張った。 そこにあるはずのパンティが無く閉じていた太腿の奥から黒々とした陰毛の繁みが曝け出されていたのだった。白い肌と対象的な黒い繁みから紅色の陰唇の一部が露出していた。 慌てて男は千恵子の顔に視線を投げると千恵子は恥ずかしそうな表情で床に視線を落としていた。 (見て…もっと…奥まで…見て欲しいの…そして激しく…オチンチンを弄って…) 千恵子は床に腰を降ろしその両足を限界まで開き男に恥ずかしい部分の様相を余す事なく晒した。大人しそうな隣の美人人妻が突然とった露出行為に男は驚きを隠せなかった。 両手で陰唇を割って奥に潜んでいた肉塊を晒してしまっている千恵子は陶酔感にまどろんでいた。 (見せちゃってるの…私…こんなに恥ずかしいところを全部…) 流れ出している大量の愛液はベランダの床にまで滴を落としていった。自分が何をしてしまっているのか千恵子には判断できなかった。 一旦、箍の外れてしまった欲求は千恵子を飲み込んでいった。 「あっあああっ…」 敏感な肉芽に指先が軽く触れ千恵子は声をあげた。 (も…もう…だめ…あああああっ…) 「ああっ…ああああああっ…」 千恵子は男の前でその肉裂を弄り始めていった。コネコネと裂け目に指を這わせ膨張しているクリトリスを指腹で転がした。 半開きになった目には男が立ち上がって勃起したペニスを千恵子に見せ付けるように右手で擦りだしているのが映っていた。 「あああああっ…あああっ…」 現実感の無い千恵子は悶えながら中指を膣穴に挿入し前後に動かし愛液が擦れる淫らな音を股間から響かせていった。 「ああああっ…あああっ…うんんんんっ…」 男の耳にも千恵子が漏らすあえぎ声が入ってきていた。 「うんんんっ…はああああっ…ああああっ…」 「ああああああっ…あああっ…いいいっ…ああああっ…」 「いくっ…あああっ…いくっ…あああああっ…」 「ああああっ…いくっいくっ…あっ…あああああああああっ…」 千恵子は快感の階段を駆け登り達した。 男も千恵子に合わせるように精液を外に向けて放出し弧を描いて落ちていった。 その日を境に千恵子と男はお互いの性器を見せ合いながらオナニーしていった。自分の変態的な性行動に悩みもしたが与えられる強烈な快感に千恵子は溺れていた。 千恵子は洗濯前のパンティを他の洗濯物と混ぜてハンガーに掛け男の窓近くに置いた。クロッチ部分にこびり付いた分泌物から恥ずかしい膣臭がしているパンティを男に渡したかったのだった。 男根を露出させたまま窓辺に現れた男の手には千恵子の染み付きパンティが握られ、クロッチ部分を広げると千恵子の顔を見ながら舌を這わせていった。 自分の恥裂が舐め取られているような気分になりながら千恵子は何も穿いていない股間を男の前に晒し、すでに潤いのある裂け目に指を滑らしていった。 「ああああっ…ああああっ…」 目の前で男もパンティの匂いを嗅ぎながら激しく男根を擦っていた。 「あああっ…いいっ…いいっ…」 (私のアソコの匂い…嗅ぎながら…あなたもイッテ…) 「あああああっ…ううううううんんんっ…」 「ああっ…いく…いきそうだわ…あああっ…いくいくいく…」 「あっ…あああああああああああああああああっ…」 「ガラガラガラ…」 突然、背後のガラス窓が開く音に咄嗟に千恵子は振り向いた。 「今日…修学旅行の集金日だ…っ…たんだ…けど… な…何してるの…?」 学校から息を切らせて戻ってきた陽一の姿がそこにあった。 |
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